赤ちゃん出来ちゃいましたけど(その2)
前回は「つわり」について散々愚痴らせてもらった。
今回は、それ以外の身体の変化について紹介したい。
男女・年齢問わず、「妊娠したらどんな感じなのか」、想像する一助になればすごく嬉しい。
まず、とにかくだるい。
「そんなの気合で乗り切れ」と人は言うかも知れない。
でも、想像してほしい。
36.8℃~37.2℃の微熱(←筆者の場合)が、延々続くのである。
それも、1週間や10日じゃない。
約3ヶ月続くのだ。
スポーツマンや、昔の畑仕事ばりばりこなしてた肝っ玉母ちゃんならいざ知らず、
冷暖房完備のオフィスでPCとだけ会話しているようなOLの体力なんぞ
あっという間に風前のともし火である。
加えて、つわりによる吐き気で、肉や米などの体力が付きそうな栄養素はほぼ摂れていないとなると、
このしんどさ、なかなかにハードなのだ。
そして、これは女性にしかうまく伝わらない話になってしまうが、
女性ホルモンがドバドバ放出されるが故の不調もある。
女はホルモンバランスで出来ている、と思っている。(完全に持論)
ホルモンによって機嫌が良くもなり悪くもなり、肌が綺麗になったり荒れたり、女性のありとあらゆるものに作用するのがホルモン「バランス」だと思う。
これが崩れるとどうなるかというと、
「情緒不安定」である。
ちょっとしたことですぐに涙腺大開放。
ニュースなんて見ようもんなら
「かわいそうにねぇ」と涙、
「良かったねぇ」と涙、、
「大変だねぇ」と涙、、、
「体調最悪な嫁(情緒不安定版)」の完成である。
男性からみると、正直言ってめんどくさい存在かも知れない。
だけど、物事には終わりがあるように、15週になる頃には急に好転する時が来るという。
(筆者はまだ過渡期なので分からない。人によってはお産直前まで辛いままのケースもあるとか)
この妊娠初期の辛い時期というのは、お腹がまだ全然大きくなっていないので、
他人から見たら何の変化も感じられない⇒しんどくても誰にも気遣ってもらえない
精神的に孤独な時期でもある。
(また別の機会に話したいが、初期は流産の可能性がまだ高いので、周囲に妊娠報告をしていない人が多い)
そんな時期だからこそ、一番身近な存在である旦那さんに甘えられればこんなにハッピーなことはない。
コンビニでみかんゼリーを買って帰ってきてくれただけで泣けてくるほど嬉しいのである(情緒不安定)
妊婦の体験談サイトを見ていると、「うちの旦那さんはこんなに優しい」自慢がたくさんあって、読んでるだけで泣けてくるのである(情緒不安定)
旦那さんだって社会の荒波にもまれて海の藻屑状態で夜更けに帰宅するのに、
筆者が洗濯物の山に頭を突っ込んで寝落ちていても、文句のひとつも言わない。
良く出来た旦那である。
そうやって支えてもらえるからこそ、しんどくても何とかやっていけるのかも知れない。
次回はドキドキ妊婦検診について